
看護部ブログ「ナースパルス」
いつのまにか先輩になって。
墨東病院にナースエイド(看護補助専門職員)という仕事が
導入されてから、5年。
私は初期の頃からの在職だけど、当時、看護部でもこの仕事の
やり方について試行錯誤していて、私のような未経験者でも、
働けるようにとの研修を繰り返し、今も続けられています。
そのおかげで私も後から入ってくる新人さんに
仕事を教えるまでになり、あれ?、私、先輩になっちゃったあって、
恥ずかしながら思ったの。
で、最近感じたのは、介護施設や別の病院で働いていた人も転職してくることがあるのだけど、
その人達と「感染防止」についてのやり方が違うということ。
例えばPPEの着脱が、その一例。PPEとは”Personal Protective Equipment”の略で
「個人防護具」という意味。マスク、手袋、エプロン、フェイスシールド等のことよ。
私達は病原体から身を守る為、又、感染経路を遮断する為にも、このPPE着用が必須。
墨東病院ではこの着脱の順番を厳しく教えられます。
まず消毒液で手指消毒し、ビニールエプロン(又は袖付きガウン)を装着、次に手袋をはめる。
COVID-19(新型コロナウイルス感染症)が始まってからは、フェイスシールドも義務化されて、
マスクは一日中着けています。
脱ぐ時は、まずエプロン、次に手袋、そして手指衛生の順で、脱いだものは全て、
感染用のごみ箱に破棄。次の患者さん対応時には新しいPPEを着けます。
新人さん達は、順番を間違えたりするけど、着脱順を間違えると、
逆に感染を広げてしまうから、要注意。常に消毒液で手を消毒しなければいけないことも、
手が荒れるからと嫌がったりもする。
でも手指衛生は必須よ。と、こんなふうに偉そうに言ってる私も、初めのうちは、
めんどくさ~いなんて、思ったのものだけど(あ、看護師さん達、ごめんなさい(^-^;💦)、
今では反射的に手指衛生をして、携帯している消毒液ボトルが、すぐに空っぽになるわ。
あ、手荒れを心配している人達、大丈夫よ、病棟にはハンドクリームも置かれているから。
-
2025年
-
2024年
-
2023年
-
2022年
-
2021年
-
2020年
-
2019年