Nurse Pulse 看護部ブログ「ナースパルス」

感染症対応病棟でのコロナ対応 ~感染症病棟看護師より

私は感染症病棟で勤務しています。
1月下旬から突然COVID-19患者を受けることになり、当時はまだわからないことも多く、
「私たちも感染したらどうしよう…」、「本当にこの感染予防策でいいのかな?」など不安な気持ちでいっぱいでした。

1類感染症の受け入れ訓練は合同訓練を含めると年に4回行っていました。
しかし、実際に患者さんを受け入れて使用する経験が初めてだったので、訓練とは違い戸惑うことがありました。
長時間防護用具を装着した状態で、人工呼吸器管理や鎮静鎮痛管理、Aライン管理などの
慣れない重症患者の対応や処置も多く、振り返ると大変な日々でした。
個人防護用具の選択については物品が不足していたため、処置には何を装着するのか、
新しい選択基準が作成され対応する中で、戸惑いながらも頑張って日々勤務していたことを思い出します。

COVID-19 疑い患者と陽性患者を受け入れるにあたり、部屋の調整や個人防護用具着用場所など、
清潔と不潔のゾーニングをどのようにするのかを毎日のように変更・調整し、それは今も続いています。
現在は、ケアや処置に対しても適切な対応や方法が確立されてきているので、
COVID-19の対応にも不安なく看護することができています。
スタッフのみんなが意識して感染予防策ができているから、
現在も感染症病棟スタッフの感染者がゼロに繋がっています。
今後もスタッフ一丸となってwithコロナ時代を乗り越えていきます!